日本消化管学会 胃腸科専門医として長年の経験と知識をもつ副院長が、診察から検査、検査後のご説明、その後のフォローに至るまで、一貫して対応いたします。
また、悪性腫瘍が疑われるなど、手術・入院が必要な場合には高次医療機関をご紹介します。
当院では、スコープを口から挿入する「経口内視鏡」と、鼻から挿入する「経鼻内視鏡」のいずれも導入しています。症状や目的を踏まえて、どちらの内視鏡検査にするかを事前にご相談させていただきます。
また、患者さまのご要望に応じて少量の鎮静剤を使い、痛みを感じない程度に意識を低下させて楽に検査を受けていただける「意識下鎮静法」も導入しております。
検査中に病気が見つかった場合には、「生検鉗子(かんし)」という道具で病変の一部をつまみ取り、生検(顕微鏡で組織を見るための組織採取)を行うことができます。
ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌であり、ピロリ菌に感染したほとんどの人に胃炎が見られ、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がんのリスクが高くなると言われています。
ピロリ菌は除菌しない限り生息し続けます。胃カメラによる検査で胃炎がみられ、ピロリ菌感染が確認されれば、除菌治療は保険適用となります。除菌治療には、3種類の内服薬を用います。一週間服用することで、約8割の方は除菌に成功すると報告されています。
検査前日の夜10時以降は何も食べないでください。
それまでは、普段通りに夕食をとっていただいて構いません。
検査当日の昼12時頃までに昼食を済ませ、
それ以降は何も食べないでください。
午前中検査、夕方検査ともに、水、または色のついていないスポーツドリンクでしたら検査直前まで飲んでいただいて構いません。
問診は、主に3つの内容について
確認させていただきます。
検査時間は10分程度です。
鎮静剤を使用した患者さまは、検査後30分~1時間程度の休憩をしてからお帰りいただきます。
検査後はふらつくことがありますので、自動車やバイクでのご来院はお控えください。
検査種類 | 1割負担 | 3割負担 |
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胃内視鏡 【観察のみ】 |
約2,200円 | 約6,600円 |
胃内視鏡 【顕微鏡検査を含む】 |
約3,300円~ 4,400円 |
約11,000円 |
検診費用の一部につき、世田谷区からの助成が受けられる制度となっております。
対象者の方は、是非ご活用ください。
対象者 | 50歳以上の世田谷区民の方 |
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検査方法 |
胃内視鏡検査(胃カメラ)になります。 ※40歳以上が受けられるX線検査(バリウム検査)は当院では行っておりません。 ※当院では鎮静剤を使った検査は行っておりません。 |
検査費用 | 内視鏡検査:1,500円(自己負担額) |
お申込み |
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詳細やその他の健診に関しましては、
検査中に大腸がんや大腸ポリープなどが見つかれば、組織を一部採取して顕微鏡で調べる精密検査をします(生検)。内視鏡の先端に取り付けた器具を使って、その場で大腸ポリープを切除することもできます。
検査時の痛みや所要時間は、患者さまの体型や腹部手術の既往などで個人差があります。当院では適切な前処置や細くて柔らかい内視鏡の使用によって、苦痛の少ない大腸カメラ検査を行っておりますのでご安心ください。
検査前日は、便として残りやすいワカメやキノコなどの根菜類の摂取はお控えください。
夜に下剤を飲んでいただくため、便通の良い方であれば朝までに何回か排便があります。
朝から約2リットルの洗腸剤を2時間かけて飲んでいただくため、10回前後の排便があります。
検査予約時間の15分ほど前にご来院ください。
検査時間は20分程度です。
※大腸ポリープの切除やピロリ菌検査がある場合には、もう少し時間がかかります。
検査種類 | 1割負担 | 3割負担 |
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大腸検査 【観察のみ】 |
約2,800円 | 約8,300円 |
大腸検査 【顕微鏡検査を含む】 |
約3,300円~ 5,500円 |
約11,000円~ 17,600円 |
大腸検査 【ポリープ切除含む】 |
約7,700円~ 11,000円 |
約22,000円~ 33,000円 |